表千家同門会東部支部設立15周年記念式典に参加してきました。
2025年3月12日から13日にかけてワシントンD.C.にて、そして3月15日から18日まではニューヨーク・マンハッタンにて、表千家同門会米国東部支部設立15周年記念式典が開催されました。記念式典には日本からのお客様に加え、米国南加支部、ハワイ支部、そして北加支部からは44名が出席いたしました。
ワシントンD.C.の連邦議会図書館にて行われた御家元による特別講演会には、多くの一般市民の方々が参加され、お茶に対する関心の高さをあらためて実感いたしました。上野支部長の邸宅で催された晩餐会ではオーケストラの演奏会があり上野支部長が自ら指揮をとられました。










ニューヨークで行われた記念式典は、市民マラソンやアメリカの祝日であるセントパトリックデーと重なり、街全体がお祭りムードに包まれておりました。あいにくの雨天にもかかわらずパレードも予定通り開催され、その賑やかな雰囲気の中で、記念式典も盛大に執り行われました。
記念茶会はマンハッタンの五番街にあるHotel Andaz内で行われました。支部長席では北加支部の五名が光栄にも畳席へ入らせていただきました。
米国東部支部の皆さまによる洗練されたお道具のしつらえや、斬新な演出には深く感銘を受けました。
御家元による世界平和祈念の献茶式はセント・ジョン・ザ.ディヴァイン大聖堂内で厳かにとり行われました。この大聖堂は、ゴシック形式の教会としては世界一の規模を誇るそうです。大聖堂内に設けられた拝服席には而妙斎猶有斎合筆の「神光照大地」という掛軸がかけられ、美しいステンドグラスから差し込む光の中で、神の息吹きを感じられるような一服を楽しませていただきました。










